娘が絵を描いている。
「あ〜ダメだ」
「上手くない」
「下手くそだ」
「見たとおりに描けない」
とブツブツ言いながら描いている。
こんな時、どんな声を描けてやればいいのか。
子育ての正解は知らないけど、自分は、いつもこんな風に言う。
「自分で自分の絵が下手だと分かるのは、絵が上手くなる可能性がある。」
「正解が別のどこかにあると分かっているということだから、センス良い。」
娘は、「でも下手だし」と言いながら、絵を描き続けていた。
これ、スケーターにも同じことが言えると思っている。
センスが良いスケーターって、自分の動きに全然納得していないと思う。
だから、自分の正解に近づくために、小さなところにこだわって修正を続けていく。
結果、完成度の高い滑りになっていく。
なんだかイケていないスケーターに限って、自分の動きを省みることがないから、上手くはなったとしても、人を魅了する滑りにならない。
まぁ、別に人を魅了する滑りなんてしなくてもいいから、好きなように滑ったらいいんだけど。
でも、もしも、あなたが、「自分の動きは、なんてダサいんだろう」と思っているなら、それは、センスが良い証なので、その感覚を捨てることなく、滑り続けた方がいいんじゃないかな。向き合うのは、とても嫌なことだけど。
下手くその上級者への道のりは、己が下手さを知りて一歩目。とスラムダンクの安西先生も言っていた。
こういう自分自身との精神的なやりとりを続けることで、美学みたいなことも身につくから、スケボーってすごい。
